
別に楽しくなくていい。
むしろ楽しい感じは何だか薄っぺらいようで好かない。
孤独だけど本当に自由だ。
敢えて辛い道を選ぶときに誰に気兼ねすることもない。
友達と走るのは楽しいって事は知っている。でも今は時間がないから、またいつか…
むかしからレジャー感覚が嫌いだ。
幻想にまで抱いた旅の景色はレジャー感覚では出会えない。
旅には目的地がなく、達成感もなく、得るものは少なく、快適でも贅沢でもない。
ましてや珍しいものを見に行く訳でもないし、食べ物や温泉とかもついでに過ぎない。
ただ何となくでいい、何となく旅している。それで十分な気がする。
ひとつ嬉しいのは地元の人に「遠くからよく来たな」と言ってもらえること。
オートバイであるのは空間を駆け抜けて旅したいから。
これだけは明確に答えることができる。
野宿や焚火は原始的な夜の明かし方が大好きだからだ。
幻想のツーリング風景にいつか出会える気がして、ただ何となく旅している。
マイノリティである。
↓↓↓撮影地↓↓↓
北海道紋別市 コムケ湖 先日アップした青い屋根の倉庫、番屋の写真と同じ場所です。2004年、はじめて北海道ツーリングしたときにF650GS Dakarで行った想い出の場所です。