ツーリング写真<中級>デザインを極めよ 規則的なパターン編

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング写真またはバイク写真に夢中になっていますか?夢中になる、ワクワクする、心ときめく、こうゆうの年齢とともに鈍くなってくるので意識的にやりましょうね。あなたが豊かな感情の持主であるか?写真のクオリティにも深く係わっています。

ところでバイクに係わる写真って、どのように分類できますかね。バイクのある風景、走行写真、愛車の写真、バイクのある生活、ツーリングレポート写真、モータースポーツ写真、そして私の活動テーマである「ツーリング写真」。他にもあるかもしれませんね。

私個人としてはバイク旅の魅力を芸術写真として世に発信したいので、ツーリング写真をより盛り上げていきたいですが、皆さんはバイクのある風景やバイクのある生活でも良いので一緒にバイク写真文化を成熟させていきましょう!

では、今回は中級ツーリング写真解説として、デザインの観点から「規則的なパターン」の作例で解説でございます。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F2.8 1/80 ISO250

もう何度も同じことを書いていて、くどいと言われそうですが写真におけるデザインの要素は図形、質感、立体感、規則的なパターン、ディティールなどです。




ツーリング写真<中級>対象の方は、このデザインをビシっと極めていただき、美しい写真の基礎を作っていただければ良いなぁ~と、実は私自信へのメッセージでもあるのですが・・・そんな想いを込めて、何度もデザインの解説を行っております。

写真は当然ですが2次元の静止画です。そして長方形の四角の中に、どんなデザイン要素があるか?写真の観賞者はデザインなど意識して見ませんが、無意識に写真の中で視線を走らせ脳に信号を送っています。線に導かれ視線が心地よく動くか?視覚的にバランスの良い色の組み合わせや、図形の大きさ、そしてスペースの比率など。写真やデザインの知識がない人でも本能的に美しいデザインであるか探っているのです。

こちらの作例は北海道 稚内市の北海道遺産 北防波堤ドームで撮影した1枚です。ドーム状の長いトンネルのような場所、何本も連続して存在する古代ローマ建築を連想するような柱。実際はすごく長いので、望遠レンズの圧縮効果を使って柱の間隔を詰めました。

柱と柱の間から向こうの景色が見えていたり、ドームの終点から向こうの遠景が見えていたりしないよう、主題はドームの様子であることを明確化、これをデザインの要素「規則的なパターン」として地味な作業を実施しています。柱同士の間隔は焦点距離で調整し、1本の柱が1/3ずつ重なって隠れるように調整(この時も二等分にならないよう注意)、ドーム終点部から向こうの遠景はR1200GSアドベンチャーの荷物の部分と重ねて隠しました。




こういったシーンではバイクを停める位置や角度にも配慮しましょう。なるべく光が当たっている場所を選び、カメラから見て車体が最も美しく光を反射するよう、微妙に角度を調整します。

この時、私は何枚かの撮影を終えて撤収の準備をすすめていました。しかし遠くから地元の方が犬のお散歩にやって来るのが見えたので、どんな写真になるか予想もできなかったのですが、試しに待って撮ってみることにしました。出来あがった作品は地元の人の日常と、旅人の非日常が規則的なパターンというデザイン内に対局的に配置されて、ユニークな作品になったのでは?と感じております。

欲張りな話かもしれませんが、良き作品とはデザインだけでもなく、光と影だけでもなく、ストーリー性だけでもなく…できればこれらが全て揃っているものが良いですね。

今回はこの辺で!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

むかし北防波堤ドームは北海道の旅人の間では、荒天時のキャンプ地として人気でした。現在ではキャンプ禁止となっていますので気をつけましょう。