究極のツーリング写真 touring-photogtaphy.com 読者の皆さま、いつも見ていただき有り難うございます。当ブログは特別面白いブログという訳ではないし、なんかこう楽しさとか気軽さみたいのが欠けているのは、書いている私自身も自覚はしております…。ただ調べてみたのですが当ブログに似ている他のブログというのは無いようです。
なるべく面白い内容になるよう、努力はしていきますが芸術写真に係わる内容重視で作っていきますので、この特殊な唯一無二の「究極のツーリング写真」をこれからもよろしくお願いします!
さて今回はツーリング写真<上級>解説として画面内に意図的にスペースをつくり、そのスペースを絵画のキャンバスのように使うテクニックをご紹介します。

こちらの作品をご覧ください。小湊鉄道の古い無人駅にコスモスのお花が咲いていました。お天気はどんより曇り空です。曇っている日に空を写すと評価測光では白色を明るいと誤認するため暗い写真が写ります。ここをきちんとプラス補正して通常ならプラス0.7か1.0あたりを狙いたいですね。
しかしこの写真を撮った時はリコーGRの評価測光に対してプラス2.0補正とし、空の部分は真っ白なスペースとしました。この真っ白で何もない空のスペースを背景に、コスモスをローアングルから狙って構図を作りました。絵画で例えるとキャンバスになる部分を写真の中に作ったのです。重要なのはキャンバスとして作ったスペースと被写体(コスモス)の割合、配置ですが撮影の時点でしっかり「キャンバスにコスモスの絵を描く」というイメージを作ることです。
こういった感じの写真はなかなか偶然では撮れないので、あらかじめ知識として頭の中に在庫させて、使えるシーンに出会ったら「よしここは露出でトバしてスペースを作ろう」といった具合に引き出しを使う法則でやると良いと思います。
最近、今よりももっと良い作品を撮るにはどうしたら良いのか?いろいろと考えているのですが、勉強するほど良い写真を撮るには頭脳が関係していることが判明しました。特に想像力、感情、ひらめきなどを生み出す脳についてはトレーニングが必要だそうです。トレーニングするほど優れた能力を発揮し考える脳になっていくそうですよ。
本当はハートで撮りたいのですが、実際のところは脳みたいですね。もちろん初心者の方は足が動かないので脳以外にも重要なことはたくさんありますが。あとは「意欲」ですかね。何をやるにも意欲は大切です。
今回はこの辺で!
↓↓↓撮影地↓↓↓
千葉県市原市 小湊鉄道 月崎駅 映画やテレビCMなどにも使われる鉄道ファンに人気の無人駅です。春になると菜の花も咲いて大勢のカメラマンがやってきます。