ツーリング写真<初級>なぜ背景が重要なのか

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者のみなさん。いつも見ていただき有り難うございます。

私はあまりネットやITの知識がなく、CMSを使った独自ドメインのブログを運営するなんて、そもそも無理があるのですが皆さまに支えられて開設から3ヶ月になりました。

当ブログのメインキーワードである「ツーリング写真」で検索をかけると、PCサイトでは現在SEO順位は2位です。100記事を超えたので、ぼちぼち1位を狙いたいと思います。

その為には内容をより充実させ、全てのブログの基本とも言える「読者の役に立つコンテンツ」を充実させる、これに尽きるのですが実は最近気が付いたのですが、私自身が一番勉強になっていたりもします。

そういった意味で読者の皆様には本当に感謝しております。こんな文字数が多く読みにくい文章であるにも関わらず、いったいなぜ読んでくれるのか…という疑問さえ出てきますが。

さて今回は<初級>ツーリング写真の解説として構図の組立て方の一部とも言える「背景への配慮」です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100




漁港はフォトジェニックな物が多く、被写体の宝庫とも言えます。しかしあまりに色んな物が多すぎて構図を整理する作業は膨大です。何もできなければ雑然とした写真に陥ります。

特に背景についてはゴチャゴチャ感が出てしまい、メイン被写体を決めても存在感が薄れてしまいがちです。

この作例は望遠レンズを利用して圧縮させた画面ですが、手前からいくつも連続する杭と舫を使って奥行きを構成しています。景色の多くはゴチャゴチャしているため、意図的に地面を利用してスペースを作りました。

最も前景にある黄色い舫と遠景のボカし具合を調整するため、慎重に絞り値を調整しF6.3を選択しました。

そしてメイン被写体となるバイクの背景部分に注目してください。何かを覆っている緑色のシートです。実は遠景には何隻もの漁船や建物などがあり、かなりゴチャゴチャした感じだったのですが、そういった背景にメイン被写体を入れてしまうと、存在感が埋もれてしまうのです。そこでこの緑のシートに注目しR1200GSの背景として重ね合わせてみました。




本当にちょっとした配慮なのですが、これをやったのとやらないでは写真の出来上がりはまるで違います。

メイン被写体を選定し、大まかな構図を決めたら背景に配慮しましょう。メイン被写体と重ねたくないものと重なっていないか?重ねた方が良いものが背景にないか?少し上下左右に動くだけで位置関係は簡単に調整できます。

良い写真とは細部への配慮も完璧に行き届いているものです。逆に全く配慮されていない写真というのが良く見かける平凡な写真です。

少しの配慮で劇的に良くなる背景の話でした!ぜひ実践してくださいね!





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