今回は息抜きと言いますか、少しツーリング写真のお話は休憩です。
カメラの基本的な使い方として、ツーリング写真の解説では出番の少ないストロボの話です。
SNSを利用していると「このパーツ着けてみたよ!」とか「タイヤ交換したぜ~」とかレポート的に写真を撮る事って多いですよね。そんな記録写真でもカッコよく撮るための簡単なテクニックです。
交換した物を主役として画面内に配置し、フレーミングとアングルを慎重に調整しましょう。この写真はタイヤ交換したときの写真ですが、タイヤの存在感が伝わるよう被写体に寄って、最もカッコよく見える角度をさぐり当てました。
こんな時にも長方形の画面内に理想的に配置できるデザインを適用しましょう。
そしてもう1つ。撮影場所が明るい所であってもカメラのストロボを強制発光しましょう。影になっている部分のディティールは明るい場所ほど写らないものです。この写真で言うとタイヤの下半分やスイングアーム(このバイクはパラレバーといいますが)の下半分などです。
本来、影になってしまう部分にストロボの強い光を当てることによって、物の状態を正確にかつ印象的に伝えることができます。
この辺のテクニックはバイク雑誌などの写真に使われている、プロカメラマンの仕事もかなり参考になりますので、雑誌をみる時にどんな光を車体に当ててるのか?写真を良く見て勉強すると面白いですよ。
今日はこれだけ!おしまい。