絶えず変わりゆく刹那を一枚に<上級>ツーリング写真

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意味がよく分からないタイトルをつけてしまいました…。ただのイメージと思ってください。

今回は<上級>ツーリング写真の解説として刻々と変化を見せる夕空を使って、色、コントラスト、雲の形、階調、濃淡などを画面内にデザインしましょう!というお話です。これは私自身が今取り組んでいる課題そのもので、本当に難しいのですが上手くいくと秀作になりえます。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/160 ISO100

夕空の撮影というのは奥が深いです。今日はダメかなぁと思った雲ばかりの空でも、日没が近くなると激変して真っ赤に焼けたり、かと思えば台風直後の晴天で夕焼けを期待して出かけてもイマイチだったりと、経験を積んだ今でも読めないことが多々あります。




夕空の撮影に限らず、多くの撮影シーンに言えることですが、いまある条件の中でベストを尽くせるよう、多くの引き出しや技術を持ち合わせなくてはいけません。

朝日、夕陽といった空の表情や太陽光など、気象条件に依存したツーリング写真の撮影シーンでは尚更のこと、与えられた条件下でベストを尽くせる技量が要求されますね。

さてこの作品ですが、キャンプツーリングの帰りに東京湾を望む保田海岸で撮影しました。キャンプツーリングのハイライトっていうのは不思議と夕焼けに出会えると思うのですが、そう感じるのは私だけでしょうか?

撮影地に着いたときは果たして夕焼けになるのかな?という微妙な空模様でしたが、刻々と変化を見せて最高のツーリング写真の舞台を作ってくれました。

デザインのポイントはハイライト付近の赤く焼けた部分は控え目に、繊細な濃淡のあるグレーの雲は中間色としてハイライトを際立たせるよう構成。嬉しかったのは左上付近の雲が白っぽくなってくれたこと。これにより鈍い表情の雲の部分にコントラストが発生しました。

太陽付近のオレンジは暖色系の進出色、雲や海はブルー、グレー系の寒色系の後退色。それぞれに繊細な階調があります。




重要なのは撮影時にこれらの事に注目して、画面内にデザインしたかどうか?ということです。当たり前ですが私がこうゆう空にした訳ではないですからね。これらの要素を整理して右に左に動いて、レンズの焦点距離を選び、露出を慎重に決めました。言葉にすると簡単なんですけど現場では脳をフル回転させる行為です。

構図はシンプルです。バイクのフロント部分1/3を入れる形でフレーミング。このように切ると大半のバイクは三角の図形要素を入れることが可能です。ハーレーのようにキャスターの寝た車種でしたら、かなり鋭角な三角になるので横構図が良いです。海の部分に無駄なスペースが発生したため、その穴埋め的な意味でヘルメットを置きました。やっぱりヘルメットを目立つ位置に置くと、ライダーの存在を予感させるのに効果的ですね。

どうでしたでしょうか?今回は刻々と変化する夕空の表情を、よ~くよ~く観察し、その中に潜んでいる要素をデザインして画面構成しましょう。というお話でした。

素敵な夕空に出会ったらぜひ実践してくださいね。





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県安房郡鋸南町 保田中央海岸 広い駐車場で柵などが無く、海の方角への撮影に最適です。冬の季節は天気が良ければ美しい富士山を望むことができます。トイレ有り。

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