究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
もしかして、みなさん初日の出ツーリングにこれから出られますか?路面凍結や事故にはくれぐれもご注意くださいませ。
当ブログの2018年の抱負
1.いまバイクに乗ってツーリングを楽しんでいるライダーに、写真を撮ることの喜びを伝え、そして芸術的なツーリング写真を撮って発表していきましょう!と発信すること。
2.バイク、旅とは縁の無かった人達へ、旅の美しさや素晴しさをオートバイに乗る事によって体験できる!どんな世界?「この写真のような世界です」と教えてあげること。
この2つです。皆さんもぜひ一緒に協力してくださいね。
さて新年の一回目の投稿は、私個人が特別に思い入れのある作品をご紹介致します。

撮影日は2006年の9月。愛車はBMW F650GS Dakarです。北海道の国道336号 通称「黄金道路」の広尾町の辺りだと思います。
私はこの年、13年ほど勤めた会社をある事情で辞め、職のあてもなく約1年の間も無職でした。そして日本中をバイクにキャンプ道具を積んで旅していたのです。
以前に記事にした最初の旅から2年、すっかりバイク旅と写真の魅力にとりつかれた私は、愛用していたカメラをフジのFinePix S602からEOS Kissデジタル(初代)を経てEOS30Dへと進化させていました。
この写真を撮る前日、キャンプ場で出会ったあるキャンパーが言っていた言葉「襟裳岬なんか何もないから行かない、と言っている奴は黄金道路を走れない腰ぬけだ!」その言葉が頭から離れず、道東のエリアを後にして国道336号 黄金道路を淡々と南下していた時のひとこま。
すれ違う車も稀で前にも後ろにも車はいない。至る所が工事中で工事信号の待ち時間が15分なんて場所もありました。
道路まで打ち寄せる波、激しい風。荒々しい表情の道は旅慣れていないライダーの気力を削り取るようでした。
この写真はつい最近まで、自分の中の良き想い出として大切にとっておきました。しかしある時にSNSで発表したところ、想定外に評判の良い写真だったのです。まあ、確かに自分でもお気入りであることは白状しますが、この頃はまだ写真は初心者ですし特別に何かテクニックを使った訳ではないし…
何が良いのか改めて分析をしてみると、バイクと撮影位置の間にブロック状の防波堤があり、それが導線として効いているようです。これにより画面内にライダーの姿が無くとも撮影者はこのバイクのライダーであることが容易に想像できるのでしょう。
しかし、それだけで評価の高い写真になるとは思えません。確かにダイナミックな崖に潮風が当たる様子は印象的ですが、他にもなにか理由が潜んでいそうですね。極めてシンプルなツーリング写真ですが、いまだに私にとってお気に入りの想い出写真であると同時に謎の作品なのです。
こんな写真がたまに撮れるから、写真っておもしろいですよね。
それでは、良いお正月をお過ごしください~
↓↓↓撮影地↓↓↓
明けましておめでとうございます。
やっとゆっくりPCを開くことができ、
隧道の一枚が現れた時は、思わず仰け反ってしまいました。
考え抜かれた一枚と、その表現には見ることが楽しくなる要素が沢山。
そして新年の一枚目に、
立澤さんが、立ち止まって眺めているというより、
これから大きな自然の中に飛び込むような、
進んで行く旅の進行形、動きを感じました。
静かに佇んでいる相棒と対照的に、波しぶきや山の姿、強い風・・・
そこに自然の力を感じ、こうして自然と共に一歩一歩、
旅を進めているんだなと思いました。
見る人が100人居れば100通りの感じ方があると思いますが、
この一枚の中には、走って行くこと、そして
肌で感じた旅の想いがつまっているような。
写真を見るというより、旅を想像するように感じました。
今年も素敵な旅の写真を楽しみにしてます(^^)
selenさん 明けましておめでとうございます。
昨年はお忙しい中、嬉しいコメントをたくさん頂きありがとうございました。
懲りずに今年も当ブログをよろしくお願い致します(^^;
確かにSelenさんのおっしゃる通り、この写真には自然と共に「旅を進める」感じがあるかもしれませんね。
写真とは見る人によって100通りの感じ方がある・・・う~ん(^^)これは心に刻んでおきます。
誰かに見ていただくことによって、謎だった写真の真相が少しづつ紐解かれていくような感覚。
新たな年を迎えて私はますます「ツーリング写真」が好きになりました。
このブログを始めて、Selenさんに出会ってすごく多くを学んだと思います。
Selenさんのブログ記事も楽しみにしております!
こちらこそ、よろしくお願い致します。
良いお正月をお過ごしください。
はじめまして そして明けましておめでとうございます
こちらのブログ(ともう1つのブログ)は以前から知っており
楽しみに拝見させて頂いておりました
実は↓にコメントを入れているmasaさんとは親友で、良く会ったりしております
さらに実はアウトライダーコンテストには以前には時折投稿しておりました
(2013年2月号あたりが分かりやすいかな?と思います 千葉県睦沢町のヤツです)
割と趣味が一緒の様な気がして(写真の腕はるかに劣りますが)親近感を持って拝見させて頂いておりました 野宿、キャンプ、ツーリング、北海道、、、と嬉しいフレーズが多いです
えりもも懐かしいです 昔えりも岬のユースホステルで居候をしていました
黄金道路を含めた国道336、以前は頻繁に通行止めになり、えりも町が孤立することも多かったですね~ だからえりも町は家の冷蔵庫がでかい、、
と聞いた事があります
新年なのでコメントを~ と思いましたが、こちらの事ばかり長々書いて失礼致しました
お写真と旅の話、カメラの話、楽しみにしております
どうぞ実りある1年になる事を祈っております
ぼんぼんさん、はじめまして!
明けましておめでとうございます。
ぼんぼんさんのことは、masaさんから森のまきばでお話を伺いました(^^)
ブログの方も何度か拝見させていただいて、素敵な写真がいっぱいで印象的でした。
広域農道をよくツーリングルートで通るので「確かこの辺がぼんぼんさんの…」といつも思っておりましたよ。
ちなみに私の実家「日蓮宗のお寺」でございます。
アウトライダー誌で睦沢の方のあの作品が、ぼんぼんさんだったとは!存じ上げませんでした。
後でバックナンバーを読み返してみます。
野宿、キャンプツーリング、北海道!とても共通点が多そうですね(^^)
いつか房総のツーリングルートでお会いできるのを楽しみにしています。
masaさんもアクア渡ってきてもらいましょう~!
当ブログは以前のブログと違い、写真解説サイトでもあるので少し偉そうな書き方に
なっちゃいますが、お嫌いでなければまた遊びにいらしてください(^^;
今後ともよろしくお願い致します!
立澤
たびたび失礼致します
アウトライダー2013年2月の時はダブル受賞を頂きまして、嬉しかったと共に
以前から存じ上げていた立澤さんがやはり当然受賞されていて
「やっぱりきたかスゴイな!」と思いました
勉強になることばかりでございます
コメントが承認制と分かりましたので追記させて頂きました
このコメントは承認しないで結構でございます