永遠に色褪せない青春ショットの撮り方<中級>ツーリング写真

全く季節ハズレな写真ですが、せっかくのお正月なのでなるべく良い写真をチョイスです。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/800 ISO100

2017年の8月に行った北海道斜里町の通称「天に続く道」です。

テレビCMなどに使われて有名になり、今ではちょっとした観光スポットになってしまいましたね…。こういった場所での撮影は観光客が増える前にキャンプ場を早めに出発して朝に撮影が良いですね。




それにしても北海道では以前から人気だった「ジェットコースターの道」に勝るとも劣らない一直線の道。道という被写体は旅を表現するのにコレ以上ない最高の被写体と言えます。

長い直線道路を撮る場合は主題は「道」であることを明確に、躊躇せずにお持ちのレンズで最も望遠である焦点距離を選びましょう。現場には捨てがたい緑や空があるかもしれませんが、それは潔く切り取ること。

道によって強力な奥行きと、線の導線効果で鑑賞者への視線誘導を作ることができます。あとは旅路であることを表現するアイデアを練るのみ。

私はこの時、カメラを置いた撮影ポイントにちらほらと人がやってくるため、タイマーを設置して走行写真を撮るのは難しいと考えました(もしそれをやるなら、日の出時間くらいの早朝が望ましい)。

そこでバイクを邪魔にならないよう路肩に駐車して、カメラの方まで歩くライダーの姿を撮る作戦に出たのですが、何度か試してもイマイチ。そして思いついたアイデアは道のド真ん中、センターラインを歩くことでした。

これで映画スタンドバイミーを連想するような青春写真の出来上がりです!何となく青春っぽい雰囲気でしょ?(青春を語るには恥ずかしい年齢ですが)

以前にも少し話題にしました、一通りの撮影が終わってからの「最後のひと粘り」「最後のひとひねり」です。少しでも何か足りないな?と思ったら考えに考えぬいて、ユニークなひらめきを生み出してください。

その撮影シーンは二度とは取り返せない大切な一瞬です。帰宅してモニターを眺めながら「こうすれば良かった」と後悔しても遅いのですから。ちなみに私は幾度となく、そういった後悔をしてきました…。

撮影地で時間的な余裕があるなら、先を急いですぐにバイクに乗るのではなく、ゆっくりじっくり撮影してみましょう。時間をかけると見えてくるものも有りますよ。

バイクは旅のツールとして考えると、ちょっとスピード感ありすぎる乗り物です。それにブレーキをかけるよう、ゆっくりじっくり撮影した旅。それが良い旅だったと後で感じるはずです。

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

北海道の知床半島の近く、斜里町側にある直線道路。国道からはずれてすぐのポイントです。8月のピーク時に行かれる場合は早朝に撮影がお勧めですが、方角を調べるとそれ位の季節はちょうど夕陽に向かって撮影できるポイントでもありますね。夏の夕刻の時間帯なら観光客も少ないでしょうし、もしかしたらココで夕陽に向かって凄い写真が撮れるかもしれませんね!

駐車する場所、撮影の場所取りなど他の人のご迷惑にならないよう、安全とマナーに最大限の配慮をお願いします。

奇跡。旅を1枚にした最高の過去ショット<私の旅>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

もしかして、みなさん初日の出ツーリングにこれから出られますか?路面凍結や事故にはくれぐれもご注意くださいませ。

当ブログの2018年の抱負

1.いまバイクに乗ってツーリングを楽しんでいるライダーに、写真を撮ることの喜びを伝え、そして芸術的なツーリング写真を撮って発表していきましょう!と発信すること。

2.バイク、旅とは縁の無かった人達へ、旅の美しさや素晴しさをオートバイに乗る事によって体験できる!どんな世界?「この写真のような世界です」と教えてあげること。

この2つです。皆さんもぜひ一緒に協力してくださいね。

さて新年の一回目の投稿は、私個人が特別に思い入れのある作品をご紹介致します。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L F10 1/125 ISO100

撮影日は2006年の9月。愛車はBMW F650GS Dakarです。北海道の国道336号 通称「黄金道路」の広尾町の辺りだと思います。

私はこの年、13年ほど勤めた会社をある事情で辞め、職のあてもなく約1年の間も無職でした。そして日本中をバイクにキャンプ道具を積んで旅していたのです。

以前に記事にした最初の旅から2年、すっかりバイク旅と写真の魅力にとりつかれた私は、愛用していたカメラをフジのFinePix S602からEOS Kissデジタル(初代)を経てEOS30Dへと進化させていました。



この写真を撮る前日、キャンプ場で出会ったあるキャンパーが言っていた言葉「襟裳岬なんか何もないから行かない、と言っている奴は黄金道路を走れない腰ぬけだ!」その言葉が頭から離れず、道東のエリアを後にして国道336号 黄金道路を淡々と南下していた時のひとこま。

すれ違う車も稀で前にも後ろにも車はいない。至る所が工事中で工事信号の待ち時間が15分なんて場所もありました。

道路まで打ち寄せる波、激しい風。荒々しい表情の道は旅慣れていないライダーの気力を削り取るようでした。

この写真はつい最近まで、自分の中の良き想い出として大切にとっておきました。しかしある時にSNSで発表したところ、想定外に評判の良い写真だったのです。まあ、確かに自分でもお気入りであることは白状しますが、この頃はまだ写真は初心者ですし特別に何かテクニックを使った訳ではないし…

何が良いのか改めて分析をしてみると、バイクと撮影位置の間にブロック状の防波堤があり、それが導線として効いているようです。これにより画面内にライダーの姿が無くとも撮影者はこのバイクのライダーであることが容易に想像できるのでしょう。

しかし、それだけで評価の高い写真になるとは思えません。確かにダイナミックな崖に潮風が当たる様子は印象的ですが、他にもなにか理由が潜んでいそうですね。極めてシンプルなツーリング写真ですが、いまだに私にとってお気に入りの想い出写真であると同時に謎の作品なのです。

こんな写真がたまに撮れるから、写真っておもしろいですよね。

それでは、良いお正月をお過ごしください~

 




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