映画のワンシーンのような<中級>ツーリング写真

突然ですが、みなさんは写真の演出についてどう思われますか?

演出は人それぞれ、かなり考え方に差がでるので大変興味深いです。例えばファインダーをのぞいて小さなゴミが邪魔だったらどうします?拾って持ち帰れば環境美化に貢献できるし写真のクオリティも上がります。でもありのままの景色に手を加えた行為とも言えます。

人を撮るときカメラの存在を意識させない為、気づかれないよう自然な表情を撮った。しかし、ピントが甘かったのでモデルに声を掛け、もういちど同じ仕草をカメラを意識しないでやってもらうようお願いした。これも演出ですね。

美しい夕陽を背景にバイクを停め、傍らにヘルメットを持って立った。その様子をカメラに三脚を立ててリモコンで撮影した。これはもう演出以外の何者でもありませんね。私はいつもやっていますが、近くに撮っても良い他の人が居ればよいのですが。いつも1人ぼっちなので自分でやるしかありません。それが出来なければ風景の中にバイクだけをおいて撮るしかないですね。

私はかなり演出を加える派ですので、ゴミが邪魔ならもちろん拾いますし、ライダーが登場する構図が欲しければ、自撮りで俳優を気取ります。

演出については稀に「絶対だめだ!」という完全ナチュラル派の人も存在します。高度な写真芸術への意識があるからこそ、ナチュラルにこだわるのでしょうね。しかし写真である以上は完全なナチュラルを狙うというのは難しいです。

例えば露出ひとつとっても、実際の情景よりも意図的に明るく撮ってみれば、これも演出でしょうし、焦点距離だって50mm以外はナチュラルではないと言えます。そんなのおかしいですよね。

今回はそんな深~い演出のお話です。

 




EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/320 ISO100

2017年の夏に行った北海道ツーリングでのひとこま。古びた無人駅でこんな写真を撮ってみました。こういったシーンではバイクだけでは寂しいので、少々手間ですが三脚を使用してぜひライダーの姿を入れて撮ってみてください。

人物の姿は駅舎とオートバイを関連付ける重要な働きがあります。

ちなみに以前もご紹介しましたが、こういったシーンはセルフタイマーなど使わずインターバルプログラムを利用しましょう。インターバルであれば本当に撮っていることを忘れたかのように、自然な感じで撮ることができますよ。それに、この写真のように望遠レンズを使用するとなると、そもそもカメラが遠すぎてセルフタイマーはもとより、ワイヤレスリモコンも使えないのです。

キャノン TC-80N3はインターバル撮影できる。

 

 

 

 

 

 

ツーリングシーンにおける自撮りも場数をこなしていくと、どんどん上手くなります。要するに役者が板についてくるのです。はじめての頃は恥ずかしいという気持ちが出てしまいますが、慣れるとカメラの存在を忘れているかのように自然にできるんですよ。

みなさんも演出については極度にナチュラルに拘らないよう、ぜひ積極的にやってみてください。特にライダーの姿のある写真はストーリー性、感情を表現するのに大変有効です。

 

↓↓↓撮影地↓↓↓

JR北海道 宗谷本線 雄信内駅 (おのっぷない駅) 宗谷本線は古い客車を利用した駅舎が多いのですが、雄信内駅は昭和28年に改築されたという木造駅舎。おのっぷない(おのっぶない)はアイヌ語の「ウヌプウンナイ」が語源で意味は川尻に原野のある川、だそうですよ。

 





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