どんなとき縦構図にするか<初級>ツーリング写真

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突然ですがあなたは縦構図の写真をどれだけ撮っていますか?

当ブログをご覧になっている皆さんは、既にお気づきの方が多いと思いますが、私の作品は縦構図のものが多いです。

一般的に写真はポートレイト(人物の写真)は縦構図が多く、風景は横構図が多いとされています。ただ絶対ということではなく、これはあくまで一般的な話です。

カメラの画像はほとんどのものが長方形のフォーマットです。縦横の比率にこそ色々ありますが、正方形フォーマットのデジカメなんて今ではかなり特殊です。むかしインスタントカメラで正方形フォーマットは流行りましたが、あれは写真に枠が付く事により独特の味があるのが良かったのでしょうね。

そしてカメラの長方形フォーマットはデフォルトは横構図です。カメラを普通に構えた状態なら横。縦にしたければカメラを90度傾けなければなりません。

これは人間の目の視界が横広がりだからなのでしょうか。

SNSでツーリングやオートバイを撮った写真を見ていると、少し異常とも感じるほど横構図の写真ばかりです。オートバイが横長だから、とか風景写真が基本だから、というのは良く分かるのですが、それにしても縦構図があまりにレアだなと感じております。

~横構図~ 横長の被写体や横方向に魅力的な要素のある風景はもちろん、人の視界に似ているので安心感、安定感がある。被写体をなるべく枠内に収めたいときにも有効。

 

~縦構図~ 人は何かを見て感動したとき、その部分の視野は縦長になっているとか?やや窮屈な印象かもしれませんが、奥行きを表現にするのに最適で余計な物が写りこまないようトリミング的な使い方もできます。この作例のようにフレーミングしやすい(被写体を切り取りやすい)とも言えます。



ところでスマホの画面は多くは縦構図ですよね。つまりスマホのカメラ機能で撮る人にとってはデフォルトは縦構図なわけです。だからもう少し縦構図の写真って多くてもいい気がしますが。

初心者の方で多いのは横構図で撮るのが正しくて縦構図で撮るなど、考えた事もない!という思い込みパターンです。撮影シーンで縦で撮ったらどうかな?と試したこともない、というのが多いと思います。

とても勿体ないことです!

感動の撮影シーンが必ずしも横構図が正しいなんて有り得ないことです。縦方向に広がる魅力的な何かがないか?横方向に存在する余分なものが写りすぎていないか?いまいちど現場で自問し分からなければ、とりあえずカメラを縦にして撮ってみてください。

SNSでアップしたとき、PCでもスマホ表示でも縦構図の方が大きく表示される、というメリットもありますよ。

私は自分の愛機であるEOS1の縦グリップがボディと一体になっているところもお気に入りの1つなんです(その分、ボディが馬鹿デカいですが)。人間は感動や衝撃的なものを目撃したとき、その周囲は縦長なのだそうです。私はそれを信じてあらゆる撮影シーンで縦構図を試します。そして人の心に響く感動作をいつも目指しています。

誤解のないように付けくわえておきますが、横構図がダメですという意味ではないですよ。横構図も縦構図もそれぞれ使い分けて表現の幅を広げていきましょう、ということです。

ただ一点だけ知っておいて損はないのは、コンテストに参加する場合。写真界のコンテストであれば問題はないのですが企業やお店、何かの団体が主催する写真コンテストでは、稀に縦構図が除外されて横構図だけが入選、入賞する。というのがあるんです。

これは審査員のフォトグラファーの意向と関係なく、主催者サイドで決められてしまうようです。縦構図がダメな理由は掲載や展示するときのスペースの都合。他の写真と並べにくい、既に掲載が決まっているバナーが横構図だ、といった極めて事務的な理由なのです。応募要領にはどこにも横構図のみ、なんて書かれていませんが・・・。心配な方はそのコンテストの前年の入賞作品を見てみれば分かりますよ。

縦構図というのはツーリングシーンにおいて「道」を主題にするときに凄く良いのです。縦構図のお話はまだまだありますので、またの機会に解説しますね。




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