週末は良いお天気で関東では美しい夕日も見れましたが、みなさん良い写真撮れましたか?
私は2日間の自由な時間を作れたので、大好きな南房総の野営地でソロキャンプを満喫してきました。少し風が強かったですが両日とも空が紅く溶けるような夕日が見れて感動でした。
ふしぎとキャンプツーリングすると綺麗な夕日に出会える確立が高い気がします。たぶん気のせいなのでしょうけど。それとキャンプツーリングのお昼ご飯はラーメンが無性に食べたくなるのは・・・これはたぶん気のせいではないです。
さて今回の<中級>ツーリング写真では偶然を味方にした作品のお話です。

こちらの作品をご覧ください。海岸で美しく焼けた夕景を撮影しました。うす雲が水平線付近にかかり、沈み具合によって濃淡や色が刻々と変化するシチュエーションです。
こういったケースはわずか数分で空の表情が劇的に変わっていくので、1枚撮ったら終わりでは大変勿体ないですよ!沈み具合によって何カットも撮影して帰宅したらお気に入りを選びましょう。
たくさんのカットを試みれば、この作品のようにラッキーを手に入れる確率もぐっと上がります。この撮影地は広い駐車場になっていて、海岸の直前まで縁石や柵などの障害物のない良いところでした。そして地元の方々のお散歩コースでもあり、このときは偶然通った男性が見切れでフレームインしました。
通常、このようなケースは失敗に終わることが多いのですが、この切れ具合と帽子が良い感じだったので採用カットにしてみました。いま振り返ってみると、このシーンではこのカットが一番のお気に入りです。少しおおげさですが写真の神様を味方にできた瞬間でしたね。
この画面構成によって前景ができて奥行きが発生したのは言うまでもありませんが、被写体の背景は自然、その手前は人の居る生活地を予感させ、ギャップ感にちかいものを作ることができました。偶然なんですけどね!
すごくややこしい話ですが、偶然を狙うという考え方も大事です。私はこのとき、散歩で通る人や釣り竿を持って通りゆく人を何となく気にかけていました。偶然をも狙う考えを持ち合わせていないと、通行人などは撮影の邪魔にしか感じないでしょう。
偶然といっても私の経験上は、過去に何度も似たような事がありました。彼岸花が咲き乱れている田舎道で、三脚を立てて撮影していたら、農家のおばあさんに話しかけられたり、漁港で同じように撮影していたら漁師さんに話かけられたりと。大概はこの偶然が入ったものは秀作になります。
作品にストーリー性を埋め込むなら「偶然をひそかに狙う」はお勧めですよ!ぜひ試してみてくださいね。
撮影地↓↓↓
偶然をひそかに狙う!
最近まで、通行人がいると、通り過ぎるのを待ってましたが、
わざと一緒に写すこともやってみるようになりました。
ライダーがいる写真を多く見るにつけ、バイクだけだと何だか
さびしい気持ちになることがあります。
その一瞬の偶然を狙ってみたいです。!(^^)!
偶然をひそかに狙う!は超おすすめですので、ぜひぜひ実践されてください(^^)
バイクだけの写真もダメではないのですが、どうしても景色の中にオブジェのように置いてしまうと
不自然な感じになってしまい、かといってライダーの存在を予感させるようなテクニックは上等手段ですので
やっぱり人の姿があった方が間違いなく良い写真になります!
漁港や集落ではよいシーンに遭遇する確率が高いです!鉄道や人気の撮影スポットだと、ほんとに邪魔な人も確かにいますが(^^;
あと野良猫や鳶といった動物の登場も良いですよ~
こんばんは(^^)
夕陽が照らす空と海に、RIDERは何を思っているのかと、
想像してしまいました。
ヘルメットを脱いで・・・
その風景を眺めるひとときの時間に感じるもの。
そんな特別な風景を味わう旅人の姿と、
日常の風景として普通に散歩する地元の人の対比から、
僕たちRIDERの旅に想う気持ちを感じました。
何気ないもの・・・人によっては感じられないもの。
旅人には、特別なひととき・・・みたいな・・・
Selinさん、おはようございます。
いつも素敵なコメントありがとうございます。
海に沈む夕日というと日本海を思い浮かべますが、千葉県からは東京湾に日が沈むのが見れるんです。
時期を狙えばダイヤモンド富士も可能みたいですね。
人の営みと自然の両者が1つの作品に入っている…そんな写真をたくさん撮ってみたいですね。
そんな光景を求めて旅をしているのかもしれません。
偶然撮れた1枚に旅と写真の関係についてのヒントが少し見えた気もしました(^^)