旅写真<初級>の一回目の記事であった前回では、記念写真や自慢写真とは一線を画す「芸術写真」を目指しましょう。というお話をしました。
二回目の記事である今回は、芸術家であることを心に誓ったあなたに写真家として(写真家を目指ざす人として)活動していくにあたり、必要となる心のエネルギーのお話しをしたいと思います。
せっかく決意しても途中でエネルギー切れになってはダメですからね。

よい写真を撮るには朝早く起きたり、遠くまで出かけたり、重い撮影機材をかついだりと何かとエネルギーが必要となります。
その為の原動力とは素晴らしい作品が撮れたときの喜び、それを誰かに見せて感動や共感をもらったときの喜びです。
はじめたばかりの初心者の方は、そういった原動力となる喜びをまだ知らないため、活動に必要なエネルギーが不足しがちです。やがて一枚も納得のいく写真が撮れないまま、情熱は冷めカメラを持って出かけることも減っていくのでしょう。
多くの初心者の方が途中で写真をやめてしまうのは、こんな背景ではないかと思います。
そんなことにならないため、当ブログではまず簡単な手法で見る人を「あっ」と言わせる写真を撮るコツをご紹介していきます。それは本来のHOWTOとはだいぶ順番が前後しますが、一般的なHOWTOが最初に覚えてください、と言っている露出だの構図だのと言った話は退屈に感じるものです。
撮らずにはいられない熱い情熱!そして何が写真家(あなた)を駆り立てるか?!その理由をあなた自身がなるべく早く手に入れるために。
つづく